以前紹介したiDeCo
今回はSBI証券でiDeCoの申込をしたので、その手順について解説していきます。
iDeCoの申込みって何やっていいかわからない! めんどくさそう・・・。
確かに面倒だけど難しくはないよ。一つ一つ確認していこう。
なぜSBI証券でiDeCoがおすすめ
口座の開設はSBI証券 iDeCoがおすすめです。
おすすめの理由は3つあります。
SBI証券はiDeCo加入者数No.1で実績があります。ネット上にも多くの情報があり、始めるにあたっての情報収集も簡単です。
口座開設手数料、運営管理手数料無料です。金融機関によってはこれらの手数料を取るところもありますが、SBI証券なら無料なので、無駄な出費を防げます。
投資対象が豊富です。長期の運用で基本となるインデックス投資信託もラインナップに含まれており、iDeCoにぴったりの投資先が見つかります。
iDeCoの申込手順を解説
iDeCoはその人の職業や状況によって手順も変わりますが、私も会社員ですし、対象の方も多いと思いますので、会社員の方対象で解説していきます。
まずは資料請求
SBI証券のiDeCo専用サイトにアクセスして資料請求しましょう。
資料請求フォームに記入して資料を請求します。
名前、生年月日、住所、性別、電話番号、メールアドレスと基本的な情報のみです。
必要事項を記入して申し込むと数日で封筒が届きます(A4サイズが入る大きめの封筒)。
iDeCo申込書類記入は4ステップ
iDeCo申込書類が届いたら記入していきましょう。
申込書類の準備は4ステップです。
参考情報:SBI証券のiDeCo申込書ご返送時のチェックポイント
Step1: 事業所登録証明書の準備
事業所証明書について名前や基礎年金番号を記入、事業所払込か個人払込か選択したのち、勤務先で必要事項を記入してもらいます。
枠中の事業所払込か個人払込かは最終的には事業所の意向で決まりますが、会社に依頼する前に希望として選択しておきましょう。
事業所支払か個人支払かは給与天引きか銀行引き落としかの違いです。
給与引き落としの方が年末調整の時に楽ですが、銀行引き落としでも証明書を提出するだけなのでそんなに気にしなくてもよいと思います。
自分の都合の良い方を選択しましょう。
2の掛金額区分は企業年金の状況によっても変わるので、会社に記入してもらってから記入すれば大丈夫です。
勤務先の担当者に書類を渡して必要事項を記入してもらわないといけません。
企業年金の加入状況などによって掛け金最大額も変わりますし、給料天引きにする場合は会社での手続きも必要なのでこの証明書が必須になっているのでしょう。
iDeCoに消極的な勤務先での対応をイデハラというとかで、企業によってはあまり慣れていなかったり、断られたりすることもあるらしいですが、粘りづよく交渉しましょう。
勤務先で記入してもらう証明書を確認すれば、自分の企業年金の加入状況が確認でき、いくらまで掛け金がかけられるかも確認できます。
また、掛け金の拠出方法が給料天引きか、個人の口座から引き落としかえらべるのですが、勤務先によっては指定される場合があるようです。その拠出方法も会社が記入してくれた事業所証明書で確認できます。
Step2: 加入者側の申込書を作成
個人の情報と会社に記入してもらった事業所証明書を参考にして申込書に記入します。
記入項目は名前、基礎年金番号、生年月日、住所、電話番号、年金の保険種別、納付方法、引き落とし口座情報、掛け金の金額、企業拠出年金の加入状況、勤め先情報です。
基礎年金番号は年金手帳を確認、年金の保険種別は会社員であれば2号になります。
納付方法については、希望する納付方法に対して会社が事業所登録証明書の7番で決定しているのでその欄を確認しましょう。
企業年金の加入状況と勤め先情報については会社が準備してくれた事業所証明書に記入されているのでそれを参照しましょう。
掛金の金額についても、事業所証明書を確認すれば最大金額がわかるので、その範囲内で指定しておきましょう。
次にどの金融商品を購入するかの選択書類を記入が必要です。
投資信託または定期預金で、投資信託は株式、債券などから選択でき、インデックス、アクティブなどの選択肢があります。
一つだけしか選べないわけではなく、1%単位で合計100%になるように複数選択することもできます。
Step3: 本人確認書類のコピーをとり、台紙に張り付ける
次に本人確認書類のコピーをとり、台紙に貼り付けます。
運転免許証、または健康保険証の裏表の場合付属の台紙を使用します。
マイナンバーカードなど他の本人確認書類を使用する場合は、台紙貼付けではなくコピーをそのまま同封します。
Step4: 書類がそろっているか確認し郵送
記入した必要書類を冊子から切り離し、書類がそろっているか確認し郵送します。
封筒は返信用封筒を使用しますので、切手は必要ありません。
一番の難関は事業所証明書
この中で一番面倒なのはやはり勤務先に証明書の記入をお願いするところです。
まずどこに頼めばいいかわからない・・・。
たいていの会社では人事や総務が担当していますので、まずは問い合わせてみましょう。
ある程度の規模の会社であれば、あなたが初めてのiDeCo申込者である可能性は低いと思われ、スムーズにお願いできると思いますので、頑張って一歩を踏み出しましょう。
申し込みから拠出開始までは時間がかかる
申し込みが終わればひと段落。ですが、拠出開始までは結構時間がかかります。
タイミングによっては引き落としまで2か月以上かかりますので気長に待ちましょう。
初回引き落とし月の中旬ごろに加入者サイトのログインID・パスワードが簡易書留で送られてきますので、その情報をもとにログインして情報を確認しましょう。
「iDeCo申し込み方法」まとめ
iDeCoの申込自体は難しいものではありません。
しかし、自分で書類を用意するのに加えて勤務先の記入も必要なので億劫になりがちです。
一方で運用益非課税や、節税効果などメリットもかなり大きいので一歩踏み出してiDeCoを始めましょう。
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