iDeCo(個人型確定拠出年金)はじめました

投資基礎

増えない給料、増える税金、社会保険料、十分に貰えるかわからない年金・・・。

世の中不安ばかり。

老後は2000万円以上必要なんでしょ?もう暗い未来しかないよ・・・

自分で備えることが大事だね!国が用意しているお得な制度もあるから活用していこう!

お得な制度って?

例えばiDeCo(個人型確定拠出年金)だよ。

ということでiDeCoを始めることにしました。

iDeCoは国として推進している個人型確定拠出年金で、税制上様々なメリットが得られるお得な制度です。

今回はこのiDeCoを解説していきます。

iDeCoの申し込み方法も別記事で紹介しています。

参考記事:意外と簡単!iDeCoの始め方 ~SBI証券のiDeCo申し込み方法を解説~

国の制度を活用しよう

個人の投資に対して様々な国の優遇制度があります。

国が国民の老後を支えきれなくなってきており、「自分で備えてね」と投資しやすい環境を整えています。

例えばNISA。NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAとあり、それぞれ税制所のメリットを受けられます。簡単に説明すると・・・

3つのNISA
  • NISA:年間120万円までの購入に対して、5年間非課税で運用が可能
  • つみたてNISA:年間40万円までの投資に対して20年間非課税での運用が可能
  • ジュニアNISA:年間80万円までの投資に対して20歳まで非課税運用可能。

iDeCoも税制優遇のひとつ。どのような制度なのでしょうか。

iDeCoとNISAの違いについては以下の記事もご参考ください。

参考記事:投資関連のおすすめ節税3選!長期投資に必須。番外編も。
     知っていますか?投資関連の節税

iDeCoとは?税制上のメリットは?

iDeCoには税制上のメリットがある

  • iDeCoは掛金が全額所得控除
  • iDeCoでの運用益は非課税で、課税されることがない
  • 受給時に所得控除を受けられる

iDeCoとは?

iDeCoのメインは老後のための個人年金です。キャッチコピーは「老後のためにま、きる、と。」

税制上のメリットがある個人年金で自分で積立て自分の決めた運用方法で増やし、老後に年金として受け取れます。

参考情報:iDeCo公式サイト

iDeCoの税制上のメリット

一番のメリットはiDeCoは掛金が全額所得控除となることです。

所得に対して各種控除がありますが、iDeCoもその一つとなり、掛け金を引いた後の金額に対して所得税の税率がかけられるので、税金が少なくなります。

あなたの状況によって最大掛け金は変わります。

iDeCoの最大掛け金掛け金

一般的な会社員の所得控除額を年収500万円として計算してみると・・・

企業年金なしの会社の方で年間約4.5万円、確定拠出年金ありの会社の方で年間約4.0万円、確定給付年金ありの会社の方で年間約2.5万円の節税になります。

また、iDeCoでの運用益は非課税で、NISAと同様、課税されることなく全額自分のものとなります。

さらに受給時に所得控除を受けられるというメリットもあります。

気をつけよう、iDeCoの注意点

いいことづくめのiDeCoですが、注意点もあるのでしっかりと理解しておきましょう。

デメリットといっても子分かる必要はありません。

しっかりと理解しておけば大きなデメリットではないことが分かります。

iDeCoの注意点

  • iDeCoの掛け金は原則60歳まで引き出すことはできない
  • 株式などの投資信託を選択した場合は受取額が運用益に影響される
  • 金融機関に払う手数料が必要

60歳まで引き出すことはできない

iDeCoの掛け金は原則60歳まで引き出すことはできません。

そのため、生活費が現時点でカツカツだという方には向きません。

つみたてNISAを満額使ってもまだ余裕があるという方はiDeCoで積立がおすすめです。

受け取れる額は運用益に影響される

元本保証の定期預金もありますが、株式などの投資信託を選択した場合は受取額が運用益に影響されます。

とはいえ、iDeCo自体が長期積立を想定していますので、長期の時間を利用して株式への投資がおすすめです。

15年以上のインデックス長期投資なら元本割れする可能性は低いと考えられます。

詳しくは下記の記事を確認ください。

参考情報:インデックス投資は長期的にみると最適な投資手法

金融機関などに支払う手数料がある

iDeCoは税制上メリットが多いですが、手数料がかかるデメリットがあります。

初回手続きに3000円程度。口座管理手数料に月200円程度。受取の際の振込手数料400 円程度。

ただし毎年の節税効果を考えるとそれだけで十分賄えるので過度に気にしすぎるのはよくないです。

iDeCoはつみたてNISAの次に始めよう

iDeCoの注意点を考えるとおすすめの順番はつみたてNISA→iDeCoです。

まずはつみたてNISAで投資信託の積立をはじめ、それでも余剰資金が出てくる場合はiDeCoを始めましょう。

「iDeCo(個人型確定拠出年金)はじめました」のまとめ

iDeCo(個人型確定拠出年金)のまとめ
  • iDeCoのメインは老後のための個人年金
  • iDeCoの一番のメリットは掛金が全額所得控除になること
  • iDeCoは注意点もあるので、つみたてNISAを始め、余剰資金ができたらiDeCoを始めるのがおすすめ。
【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

コメント

タイトルとURLをコピーしました