外貨送金方法のご紹介でお伝えしましたが、外貨送金方法には銀行の国際送金が選択肢の一つとしてあります。
銀行選びは送金手数料、受取手数料、為替手数料が重要かと思います。
送金手数料は現地の銀行ということになりますので、各自調べていただくとして、日本側の銀行の受取手数料と為替手数料を比較していきます。
結論:
外貨国際送金を銀行で行うなら手数料を比較してから。
メガバンクなどよりもネット銀行の方がお得です。
手数料はやっぱりネット銀行の方がお得
各銀行の手数料一例
以下に主な銀行の外貨受取手数料及び為替手数料を示しますが、ネット銀行がメガバンクよりも安い傾向にあります。
特にソニー銀行は手数料が極端に安いですね。
為替手数料に幅があるのは預入金額などによってランクがあり、そのランクにより手数料が変化するようです。
銀行 | 受取手数料 | 為替手数料 (EUR) | 為替手数料 (USD) | 1万USD送金手数料 |
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三菱UFJ銀行 | 1500円 + 受取金額の1/20%(最低2,500円) | 25銭 | 25銭 | 5000円 |
みずほ銀行 | 2500円 + 受取金額の1/20% (最低2,500円) | 60銭 | 40銭 | 7000円 |
三井住友銀行 | 1500円 + 受取金額の1/20%(最低2,500円、または25米ドル) | 70銭 | 50銭 | 7000円 |
住信SBIネット銀行 | 25ドル/ 25ユーロ | 13銭 | 4銭 | 2900円 |
楽天銀行 | 2450円 | 25銭 | 25銭 | 4950円 |
ソニー銀行 | 0円 | 8 ~ 15銭 | 4 ~ 15銭 | 400 ~ 1500円 |
*上記は現地銀行の送金手数料が含まれていません。
例えば、私が先日送金した時実際かかった金額は以下のようになります。
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ドイツ銀行の預金10000EURを住信SBIネット銀行の外貨口座に送金しました。
(受け取り側が手数料をすべて負担として送金)
住信SBI銀行に入金されたのが9983.45EURですので、ドイツ銀行側の送金手数料は
10000EUR – 9983.45EUR = 16.55EUR (1986円)です。
上段の25EUR (3000円) は住信SBIネット銀行側の受け取り手数料となります。
また、為替手数料ですが、住信SBIネット銀行の場合1EURあたり13銭となっており、今回両替した場合は9983.45 EUR X 0.13 = 1298円
合計で6284円となります。
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まとめ
外貨国際送金を銀行で行うなら手数料を比較してから。
メガバンクなどよりもネット銀行の方がお得です。
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