私は会社の都合でドイツに5年ほど赴任しておりましたが、その時海外でしたくてもできないことがありましたので、今回はそれを紹介したいと思います。
夢の海外生活。毎日が楽しそう!
そんなに甘くない!
大変なことも多いから行ってから後悔することもあるよ。
もちろん、海外生活のいいところもあります。
オフに色々な観光地に行けたり、仕事のやり方も日本とは違うので合っている人にはメリットも多いと思います。
でもそれ以上に気になるのが海外だとできないこと。 さて、どんなことがあるでしょうか?
海外に住みたいと思っている人はこの状況に耐えられるか。想像しながら読んでみてください。
日本食が手に入りにくい
純和食レストランが少ない
当然といえば当然なのですが、海外なので、和食レストランが少ない。
いや、和食レストランはある。 しかし、本物の和食レストランが少ない・・・。
そうなんです、偽物の和食レストランはあるんです。
特に寿司屋とか多いですよ。でも味はご察しの通り・・・。
フランスとかならまだしもドイツの和食・・・。おいしいわけがない。
あっても街に数件とかなので選択肢が極端に少ないです。そして激高い。
和食好きの人はかなりつらいです。
日本食材店が少ない
レストランが少ない、高いなら自炊しよう! となるのですが、食材がスーパーには売ってません。
日本食材専門店などあればよいのですが、あっても店舗数は少なく、日本のスーパーのような品揃えはありません。
仕方なく、少ない日本系の商店や中国系、韓国系の商店に行くことになるのですが、
品揃え少ない・・・ 激高い・・・。
やっぱり、和食好きの人はかなりつらいです。
「私は海外の料理好きだから」とか「海外旅行で全然和食恋しくならなかったよ」という人いるかもしれませんが、月単位、年単位で耐えられるわけがありません・・・。
クオリティの低いものや、かなり割高のものを購入することになりますよ。
日本の本が手に入らない
取り扱っている本屋がない
これも当然といえば当然。逆を考えてみても日本の本屋に英語の本ならまだしもドイツ語の本なんてないですからね。
日本語の本の専門店なんてデュッセルドルフくらいにしかないんじゃないでしょうか。
しかもそういう本屋に行ったとしても、食材と同じく、高い・・・。
救世主、電子書籍!
それでも本については解決方法がありまして・・・。
そう、電子書籍を購入すればいいのです! ネット環境あればAmazonとか楽天とかで電子書籍の購入ができます。
しかも値段は紙の書籍と同じです! いい時代になりましたね。
日本のテレビ見られない
あたりまえ!現地語のテレビ番組ばかり
当然です。テレビ番組は現地語のものばかりです・・・。
言語の勉強にはいいし、現地の情報を得るのにはとっても大事。 ないと困ります。
でもやっぱり日本語のテレビも見たい!
でも普通に見ることはできません。
救世主、インターネット!
やはりこの時代解決策はあります。
ネットさえつながっていれば、日本のテレビを見られるサービスがあります。
JSTV
例えばこれ、JSTV
日本のテレビ番組をネットなどで視聴できます。
ただ、チャンネル数が2つなので少ないんですよね・・・。好きな番組が見られるわけではありません。
あと月額料金が結構高い・・・。海外で見られるのだから文句は言えないのですが・・・。
Slingbox
他の方法もあります。Slingbox
海外にいながらネット経由で日本の番組がリアルタイムで見られます。
日本の実家などに機器を設置して、ネットワークに接続すれば、海外の自宅でパソコンやスマホで番組を見ることができます。
契約が必要なわけではないので、必要経費は機器の購入代金だけです。
デメリットは、日本側にインターネットにつながった機器を設置できる場所が必要ということ。
実家などがあり、ネット契約していれば問題ありませんが、準備できない人もいるかもしれません。
また、リアルタイムでの視聴となるので、時差のある国だと、見たい番組は深夜なんてことも・・・。
レコーダを併用すれば録画もできるので、解決策がないわけではありませんが。
インターネット動画サービス
また、今はそもそも地上波放送の必要性が薄いので、インターネット動画サービスだけという人も多いかもしれません。
Hulu、Amazon prime、Netflix ・・・。いろいろありますよね。
日本のサービスは通常は海外では視聴できないのですが、裏技もあります。
海外から日本の動画配信サービスが利用できないで紹介しています。
日本の証券口座で投資できな
最後これ。1番これが痛い、という人も多いと思います。
海外在住だと日本の投資商品を購入することができません。
コツコツ投資してきた方も、一旦ストップしないといけない、ということです。
それどころか、証券会社によっては、国外移住する時点で、保有の株式や投資信託を売却するよう求められることもあります。
これは法律で決まっていることなので、仕方ないことではあるのですが、海外在住者はちょっと冷遇されすぎなのではないかと思います。
これまでは、元の住所さえそのまま誰が家族などが住んでいれば、証券会社をそのまま使い続けることができた(実際はやってはいけない)のですが、最近はマイナンバーの登録もあるので、ほぼ続けることは不可能だと思います。
新たに銀行口座や証券口座を作りたい場合も不可能となります。
多くの場合マイナンバーが必要となりますので、マイナンバーを国外移住時に剥奪される海外在住者は手続きができないのです。
投資などをしたい場合は、現地での口座開設が必要となってしまうのです。
海外にずっと拠点を置くのなら良いのですが、数年の海外赴任者にとっては、海外で投資を始めて、数年後講座をまた閉じるというのは割に合わないと思います。
総合商社マンさんのブログにおすすめの海外赴任時の証券会社松井証券の記事があり参考になります。
知らないまま行くと困る!海外生活でできないこと|まとめ
海外生活でできないことを書きました。
日本はやはりヨーロッパと比べると家にしろ、レジャーにしろ娯楽に困らない気がします。
でもやはり、4の証券口座で取引できないのは痛い・・・。
コメント