投資は難しいとか怖いとかイメージがある方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
インデックス投資を長期で運用すれば高い確率で資産を増やすことができます。
とはいえ、最初はだれでも怖いものです。
でもそんな方はポイント投資から始めてみてはいかがでしょうか。
ポイント投資は日々のお買い物などで貯められる各種ポイントで投資をすることができます。
Tポイント、楽天ポイントなどの代表的なポイントで投資ができるよ。
証券会社での投資信託の購入や、ポイントが独自に設けているポイント運用に使えるよ。
Tポイントも楽天ポイントもいっぱいあるけど、どうやって使えばいいかわからないよ・・・
それなら今回は代表的なポイント投資できることを紹介していくね。
おすすめは Tポイント投資+Vポイント投資+PayPayボーナス運用の併用だよ。
- おすすめはTポイント投資+Vポイント投資+PayPayボーナス運用の併用
- 楽天ポイントでの投資は期間限定ポイントが使えないことがネックとなる
代表的なポイント投資|Tポイント、楽天ポイント、Vポイント、PayPayボーナス
最初に代表的なポイント投資でできることをまとめます。
この表で全体を確認して、自分のやりたいポイント投資について詳細を確認してみてください。
ポイント | 証券会社での投資 | ポイント運用 | メリット | デメリット | |
Tポイント | SBI証券 (投資信託の購入) SBIネオモバイル証券 (株の購入) | なし | ・ポイント使用の上限なし。 ・入手先と使用先が同じであれば期間固定ポイントでも使用可。 ・投資信託の保有や株などの購入手数料でTポイントが貯まる | ・SBIネオモバイル証券の使用には月額220円が必要(ただし毎月200ポイントのTポイントがもらえる。 ・期間固定TポイントはSBI証券やSBIネオモバイル証券で付与されたポイントのみ使用可能。 | |
楽天ポイント | 楽天証券 (投資信託、株などの購入) | 楽天ポイント運用 | ・ 投資信託の保有や株などの購入手数料で楽天ポイントが貯まる ・楽天カードで投資信託の積立をすると楽天ポイントが貯まる。 ・楽天証券での直接購入とポイント運用の選択ができる。 | ・通常ポイントのみ使用可能(通常ポイントでも他ポイントからの移行ポイントは対象外) ・ポイント運用は楽天ポイントが増えるのみで現金への換金はできない。 | |
Vポイント | SBI証券(クレカ積立で投資信託の購入) | なし | ・クレジットカードの支払いに使うことで間接的にポイント投資が可能。 ・2022年春~夏からはTポイントと同様にSBI証券での投資も可能。 | ・2021年現在証券会社でのポイント投資は直接はできない。 ・Vポイント投資をSBI証券で直接するには三井住友カードからのSBI証券口座開設が必要。 | |
PayPayボーナス | なし | PayPayボーナス運用 | ・証券会社の口座がなくても気軽に始められる。 | ・証券会社で投資信託などの購入には充てることはできない。 ・PayPayボーナス運用はPayPayボーナスが増えるのみで現金への換金はできない。 ・運用コースは2種類のみ |
Tポイント投資|SBI証券、SBIネオモバイル証券
TポイントはTSUTAYA、ファミリーマートなどで使える、貯まる共通ポイントです。
実店舗でのお買い物やYahooショッピング、ヤフーカードのポイントとして貯めることができます。
Tポイントで投資をする場合はSBI証券、SBIネオモバイル証券で使用できます。
特徴を以下に示します。
証券会社 | Tポイントを使う | Tポイントを貯める | メリット | デメリット |
SBI証券 | 投資信託の購入 | ・投資信託の保有量に応じて貯まる(投信マイレージ) ・個別株、金などの購入手数料に応じて貯まる | ・ポイント使用上限なし ・入手先がSBI証券であれば期間固定ポイントでも使用可。 | ・購入できるのは投資信託のみ |
SBIネオモバイル証券 | 個別株の購入 | 毎月200ポイントを付与(期間固定ポイント) | ・ポイント使用上限なし ・入手先がSBIネオモバイル証券であれば期間固定ポイントでも使用可。 | ・月々の手数料は220円 |
SBI証券 でのTポイント投資は投資信託の購入のみですが、大きなデメリットもなくおすすめです。
SBI証券では投資信託の保有額に応じてTポイントをもらえる(投信マイレージ) Tポイントを貯めたい方にも嬉しいです。Tポイントは再投資することもできます。
SBIネオモバイル証券を使えばTポイントで個別株の購入もできます。
毎月220円の手数料(50万円以下までの取引)がかかりますが、毎月200円分のSBIネオモバイル証券で投資に使える期間固定のTポイントがもらえます。(50万円以上の場合の手数料はこちらを確認)
SBI証券もSBIネオモバイル証券も、期間固定ポイントはそれぞれの証券会社で貯めたポイントしか使用できません。
しかし、期間固定ポイント自体あまり獲得機会がないので大きな問題にはならないと思います。
(少し前まではYahoo!ショッピングやLOHACOで期間固定Tポイントがもらえ、多く貯まる方もいたと思いますが、現在はPayPayボーナスに移行しています。)
楽天ポイント|楽天証券、楽天ポイント運用
楽天ポイントは楽天市場やその他店舗で使える、貯まる共通ポイントです。
実店舗でのお買い物や楽天系のサービス、楽天カードのポイントとして貯めることができます。
楽天ポイントで投資をする場合は楽天証券、楽天ポイント運用で使用できます。
特徴を以下に示します。
証券会社・ポイント運用 | 楽天ポイントを使う | 楽天ポイントを貯める | メリット | デメリット |
楽天証券 | 投資信託、株、バイナリオプションの購入 | ・投資信託の保有量に応じて貯まる(ハッピープログラムまたは投資信託資産形成ポイント) ・個別株、金などの購入手数料に応じて貯まる ・楽天カードでの投資信託の購入で貯まる | ・個別株、バイナリオプションなど投資信託以外にも投資可能 | ・通常ポイントのみ使用可能(通常ポイントでも他ポイントからの移行ポイントは対象外) |
楽天ポイント運用 | 2コースのポイント運用 | ・運用成績に応じて楽天ポイントが増える。 | ・めんどうな手続きなしで、すぐにはじめられる | ・通常ポイントのみ使用可能(通常ポイントでも他ポイントからの移行ポイントは対象外) ・楽天ポイントが増えるのみで現金への換金はできない。 |
楽天証券では楽天ポイントで投資信託や株、バイナリーオプションの購入が可能です。
また、投資信託の保有量に応じて楽天ポイントが貯まる(ハッピープログラムまたは投資信託資産形成ポイント)があり、SBI証券同様ポイントを貯める方も充実しています。
楽天カード での投資信託の購入も可能で、クレジットカードの購入額に応じて楽天ポイントがもらえます。もらった楽天ポイントは再投資やクレジットカードの支払いに充てて間接的に投資することもできます。
一方で、楽天ポイントの期間限定ポイントは使用することができず、楽天市場のキャンペーンやSPU(スーパーポイントアッププログラム)で獲得したポイントを楽天証券で使用することはできません。
楽天ポイント運用は楽天証券とは別で、ポイントを運用して増やすことを目的とするサービスです。
証券口座は不要でめんどうな手続きなしですぐにはじめられ、アクティブコースとバランスコース2つのコースが選べます。
引き出したポイントは通常ポイントとして使えます。ポイントの運用なので現金に換えることはできません。
一方で、楽天証券同様、楽天ポイントの期間限定ポイントは使用することができず、楽天市場のキャンペーンやSPU(スーパーポイントアッププログラム)で獲得したポイントを楽天ポイント運用で使用することはできません。
Vポイント|SBI証券
Vポイントは三井住友カードのポイントでクレジットカードの使用で貯まるポイントです。
Vポイント投資は2022年の春~夏から開始予定でVポイント1ポイント1円としてSBI証券で投資に使えます。投資信託の買付の一部または全額に使用できます(ポイントと現金の合計100円以上から購入可能)。
まだ始まっていないので予想ですが、SBI証券でTポイントと同じ条件で使用することが可能になると思われます。
しかし、Vポイント投資をする場合は三井住友カードからのSBI証券口座開設が必要ですので注意しましょう。
証券会社 | Vポイントを使う | Vポイントを貯める | メリット | デメリット |
SBI証券 | SBI証券の投資信託のクレカ積立を設定し、三井住友カードのVポイントキャッシュバックでクレジットカードの支払いに充てる | SBI証券(クレカ積立で投資信託の購入) | ・クレジットカードの支払いに使うことで間接的にポイント投資が可能。 ・2022年春~夏からはTポイントと同様にSBI証券での投資も可能。 | ・2021年現在証券会社でのポイント投資は直接はできない。 ・Vポイント投資をSBI証券で直接するには三井住友カードからのSBI証券口座開設が必要。 |
一方で現在でも三井住友カードでSBI証券の投資信託を購入しVポイントのキャッシュバックでカード請求額に充てることで間接的に投資信託の購入に充てることが可能です。
PayPayボーナス|PayPayボーナス運用
PayPayの支払いやYahoo!ショッピング、PayPayモールでの買い物でPayPayボーナスがもらえます。
PayPayボーナスを使って投資信託などの購入はできませんが楽天ポイント同様PayPayボーナスのポイント運用ができます。
ポイント運用 | PayPayボーナスを使う | PayPayボーナスを貯める | メリット | デメリット |
PayPayボーナス運用 | 2コースのポイント運用 | ・運用成績に応じてPayPayボーナスが増える。 | ・ 証券会社の口座がなくても気軽に始められる。 ・いつでもPayPayボーナスの出し入れが可能 | ・証券会社で投資信託などの購入には充てることはできない。 ・PayPayボーナス運用はPayPayボーナスが増えるのみで現金への換金はできない。 ・運用コースは2種類のみ |
ID登録や口座開設などの手続きは一切不要で簡単に始められますし、いつでもPayPayボーナスの出し入れが可能です。
一方で、ポイント運用なので証券口座での投資信託の購入に充てることはできません。
また、PayPayボーナス運用はPayPayボーナスが増えるのみで現金への換金はできず、運用コースは2種類のみから選択します。
PayPayのインストールはこちらからpaypay_IOS paypay_android
まとめ|おすすめはTポイント投資+Vポイント投資+PayPayボーナス運用
この中でおすすめはTポイント投資+Vポイント投資+PayPayボーナス運用の併用です。
Yahoo!のサービスを使うことで、TポイントやPayPayボーナスがどんどん貯まります。
貯まったTポイントでSBI証券での投資信託購入、貯まったPayPayボーナスで運用すれば無駄なく投資できます。
また、SBI証券で三井住友カードを使った投資信託の積立をすれば、Vポイントも貯まって積立に使うことができます。
楽天ポイントでの投資も十分お得なのですが、やはり期間限定ポイントが使えないことがネックとなり、キャンペーンやSPUでポイントを貯めても、投資以外の目的で使用せざるを得なくなります。
- おすすめはTポイント投資+Vポイント投資+PayPayボーナス運用の併用
- 楽天ポイントでの投資は期間限定ポイントが使えないことがネックとなる
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