ANAのSFCを取得して特典を有効活用している方も多いと思います。
しかし、SFC=スターアライアンスゴールドメンバーであり、その特典を使用しないと有効活用できていなことになります。
言い換えるとスターアライアンスゴールドメンバーを使いこなせばSFCの特典が2倍になります。
そこで今回はスターアライアンスについてご説明いたします。
この記事の対象
・SFCを持っているけどANA以外のスターアライアンス加盟航空会社を使ったことがない方
・どの地域に行くときスターアライアンスを使えるか知りたい方
・JALの上級会員かANAの上級会員かどちらが良いか迷っている方
スターアライアンスについて
スターアライアンスとは
スターアライアンスとは航空会社のグループでグループ内でサービスの一部を共有したり、コードシェア便*を飛ばしたりしています。
スターアライアンスは世界の26の航空会社が加盟するグループで、世界最大のグループとなっています。
*コードシェア便
共同運航便とも呼ばれるコードシェア便は、一つの飛行機を複数の航空会社で運航している便のことを指します。名称では共同運航とされてはいますが、実際には、運航については一つの航空会社が行い、その他の航空会社は客席の販売のみを行うのが一般的です。
引用元: https://transportationjp.com/airplane/airplane-guide/airplane-codeshere/
スターアライアンスは世界で最も大きい航空会社グループ
スターアライアンスには26の航空会社が加盟しており、相互にサービスを共有したり、コードシェアをしたりしています。
26の航空会社があるので、アジア、ヨーロッパ、北米、中南米、中東など世界のほとんどの地域をカバーしています。
SFCを持っていれば、どこの地域に行くにもスターアライアンスの航空会社を選べば上級会員の特典を享受できるということになります。
日本: ANA
アジア: タイ国際航空、シンガポール航空、アシアナ航空(韓国)、中国国際航空、深圳航空(中国)、エバー航空(台湾)、エアインディア(インド)
ヨーロッパ: ルフトハンザ(ドイツ)、 スカンジナビア航空(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)、オーストリア航空、LOTポーランド航空、クロアチア航空、TAPポルトガル航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ブリュッセル航空(ベルギー)、エーゲ航空(ギリシャ)、ターキッシュエアラインズ(トルコ)
北米: ユナイテッド航空(アメリカ)、エアカナダ
中南米: アビアンカ航空(コロンビア)、コパ航空(パナマ)
オセアニア: ニュージーランド航空
アフリカ: 南アフリカ航空、エジプト航空、エチオピア航空
他の航空会社グループとの比較
この26社という数字がどれだけ有利かということの比較として、ほかの航空会社グループの加盟数と比較してみましょう。
世界に主な航空会社グループは3つあります。
1つはスターアライアンス。世界最大のグループで26社加盟しています。
次にワンワールド。JALが加盟しており、日本人にもなじみの深いグループです。世界で13社の航空会社が加盟しています。
最後はスカイチーム。 日本の航空会社は加盟していませんが、世界で19社の航空会社が加盟しています。
加盟航空会社数で比較すると、スターアライアンスがかなり有利で、選択肢も多いことが分かります。
次に主な地域別の加盟会社を確認していきます。
ヨーロッパ/ 北中南米 / アジア
主な3地域の比較をしていますが、いずれの地域においてもスターアライアンスが優勢となっています。
特にヨーロッパに関しては10社加盟しており、日本からの便、ヨーロッパ内のフライト、両方において利便性の高いグループといえるのではないかと思います。
アライアンス | 日本 | ヨーロッパ | 北中南米 | アジア |
---|---|---|---|---|
スターアライアンス | ANA | 10 | 4 | 7 |
ワンワールド | JAL | 4 | 2 | 3 |
スカイチーム | – | 7 | 3 | 6 |
まとめ
・ANA SFCを持っていると、スターアライアンス加盟航空会社で上級会員特典を受けることができる。
・スターアライアンスは世界26の航空会社が加盟し、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地をカバーしている
・スターアライアンスはワンワールド、スカイチームと比べて加盟航空会社が多く利便性が高い。
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