米国ETF、米国株の購入ならSBI証券+住信SBIネット銀行

投資基礎

投資の選択肢の一つとしてETFの購入があります。投資信託やロボアドバイザーなどで間接的な購入もできると思いますが、やはり手数料等を考えて自分で売買したいと考えている方もいらっしゃると思います。

そこで今回はお得な米国ETFの買い方についてご説明します。

ここでは、米国ETFを買う選択肢となるSBI証券と楽天証券で比較したいと思います。

投資を始める多くの方が検討する証券会社ですので。

結論:
米国ETFを買うならSBI証券+住信SBIネット銀行で

SBI証券[旧イー・トレード証券]

選ぶポイントはやはり手数料

選ぶポイントはやはり手数料です。

手数料には以下のものがあるかと思います。

  • 買付手数料
  • 信託報酬
  • 為替手数料

買付手数料

その名の通り米国ETFを購入するときにかかる手数料です。

買付手数料はSBI証券と楽天証券ともに無料となっております。

信託報酬

信託報酬はETFによるもので証券会社による違いはありません。

為替手数料

SBI証券、楽天証券ともに米ドルの為替スプレッドを設定しており、円で買い付けた場合、実際はこの為替スプレッドがかかっていることになります。

為替スプレッドはSBI証券、楽天証券ともに25銭です。

100ドル分購入すると25円手数料がかかることになり、少ないと思われるかもしれませんが、10000ドルなら2500円100000ドルなら25000円と無視できない金額になってきます。

さらに出金のときに円に換える際も手数料が同じだけかかることになります。

ここで疑問に思う方もいるかもしれません。

SBI証券と楽天証券で為替スプレッドが両方25銭ならどっちでもいいじゃん・・・。

ところがこれには裏技があります。

それが、証券口座にドルで入金する です。

SBIネオモバイル証券 口座開設

米国ETF購入のドルは住信SBIネット銀行で

為替手数料は住信SBI銀行が安い

ドルなんて持ってない方がほとんどかと思いますが、銀行で準備できます。

住信SBIネット銀行でドルを準備すると為替手数料は4銭となります。

そして定期購入を設定しておくとなんと為替手数料が2銭!!!!

一方で楽天側は楽天銀行でも25銭の為替スプレッドがかかります。

住信SBIネット銀行なら外貨入金手数料が無料

銀行でドルを購入した場合、もう一つ考慮しないといけないことがあります。

外貨入金手数料です

住信SBIネット銀行からSBI証券への外貨の入金手数料は無料です。

楽天銀行から楽天証券への外貨入金は・・・なんと未対応・・・。

楽天証券への外貨入金には三井住友銀行かSMBC信託銀行しか対応しておりません。

いずれの銀行も為替スプレッドが20銭以上、さらに送金手数料もかかるので、かなり不利になっています。楽天証券からの出金も同じように手数料と為替スプレッドがかかるので、SBIグループとの差は歴然となっています。

住信SBIネット銀行で普通預金口座と外貨口座が必要になりますが、いずれももちろん無料で開設できます。

手数料一覧

銀行・証券口座為替スプレッド入金手数料出金手数料10000ドル購入時の手数料
SBI証券25銭2500円
楽天証券25銭2500円
SBI証券+ 住信SBIネット銀行4銭 (*)無料無料400円
楽天証券 + 楽天銀行未対応未対応
楽天証券 + 三井住友銀行50銭25USD約7500円以上
楽天証券 + SMBC信託銀行20銭1000円25USD約5500円

*定期外貨積立なら2銭

まとめ

・米国ETFを購入するときは為替スプレッドに注意。

・ネット銀行でドルを準備して入金することを検討すべき。

・住信SBIネット銀行とSBI証券の組み合わせなら、為替手数料4銭のみで米国ETFの購入が可能。

・さらに住信SBIネット銀行の外貨積立なら為替手数料2銭。

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